こんにちは。札幌市で竣工美装系便利屋を営んでおります合同会社萬屋札幌の佐藤です。前にも書きましたが私はビルメンテナンス会社にサラリーマンとして勤務しながら副業で合同会社萬屋札幌の代表社員を勤めております。いわゆるハイブリッド会社員です。
サラリーマンの仕事は何をしているかと言うと清掃員さんの管理です。管理と言っても清掃員が休む場合は代務者(代わりに清掃現場に入る人)の手配をしたり場合によっては自分で清掃を行ったりしています。
そんな清掃現場に異変が起こってきています!清掃現場は高齢者が多く「体力の限界」等で清掃員が引退をするとアル北やネット求人などで募集をします。勤務時間は現場によって違いますが1日2~4時間と半日作業が多いです。給与は最低賃金が多いにも関わらず応募者が来るのは年配でも無理せず働ける環境があるからと思ってます。ちょっと前までは募集をかけると50~60代女性がほとんどで、たまに70代前半が来る感じでした。
しかし、ここ最近は異変が起きています!!まず70歳以上の男性の応募が来ます。清掃作業には男性の採用が難しい理由があります。それは女性用トイレの清掃を男性が行うのを建物のオーナー又は管理会社が快く思わないケースです。例えばオフィスビルの清掃の場合、若いOLさんが嫌がっているからです。そうなると男性の採用はなかなか難しいことが多いです。
もうひとつの異変が後期高齢者の応募です。長年お仕事を続けていただいて75歳を過ぎた清掃員はウチの会社にもけっこうな数おります。自分の現場という自負と責任感で任せていても安心です。ただ新規で後期高齢者を採用するのはかなりハードルが高いです。
その理由は3点あります。
1点目は 労働寿命の短さです。私はビルメン業界に20年以上おりますが80歳を過ぎてバリバリ働いた清掃員は1名しか知りません。だいたい80歳前後で体力の限界を迎え引退します。なので75歳以上を採用すると長くて5年程度、場合によっては2年ほどで退職してしまします。
2点目は体力の問題です。清掃現場はほとんどが時間の切り売りとなります。例えば4時間の仕事の場合、3時間で終わっても4時間清掃をしなければなりません。(時間に制約が無ければ適当に終わらせて終了することができるからです。)ですので多少の休憩を取っても基本的には動きっぱなしとなります。
3点目は怪我のリスクです。仕事中も勿論そうですが意外に多いのが通勤災害(労災)です。特に出勤途中で転んで怪我をするケースが年齢を重ねると増えてきます。更に高齢になればなるほど復職の可能性は低くなります。以前に入社1周間の清掃員が通勤時に転倒し、そのまま退職した時は労災手続きや再募集等でてんやわんやになりました…
これだけ後期高齢者の方の応募が多いのは昨今の物価高が影響していると思われます。これは高齢者に限らずですがモノの値段が上がり日々の生活費が嵩んだため仕事を再開していると思います。サラリーマンでも給与が上がらなければ副業をするのと同じです。
私も元々は昇給もなく退職金もないため自分の老後を考えた時に「命尽きるまで働き続ける」の一択でした。ただ70歳を過ぎて働くことを考えたら誰かに雇用されるのは非常に難しいと感じたので会社を設立し75歳まで続けられる商売を今から模索しながら頑張っております。今は珈琲の焙煎、便利屋、掃除屋、古物商と時勢を考えたら75歳を過ぎてもできると思ってますが、将来はまた違った商売が生まれたりするので柔軟に対応できる体と頭を持っていたいなと思ってます。
これからの日本は経済が悪化の一途をたどるのは間違いないです。更に労働条件も厳しくなる未来が見えております。今している仕事が5年先、10年先、15年先に自分ができるのかを個々が考えていかなければならないと思っております。

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